ไม่・ไม่ได้・ไม่ใช่の違い|タイ語の否定を3種類に分ける

日本語の『~ない』は、タイ語では否定する対象によってไม่・ไม่ได้・ไม่ใช่を使い分けます。三つを区別すると、会話の意味が明確になります。

基本比較

表現 否定するもの 意味
ไม่ mâi 動詞・形容詞 ไม่ไป 行かない
ไม่ได้ mâi dâi 可能・許可・実行 ไปไม่ได้ 行けない
ไม่ใช่ mâi châi 名詞・判断 ไม่ใช่ผม 私ではない

ไม่:一般的な否定

ไม่は動詞や形容詞の前に置きます。ผมไม่รู้『私は知りません』、อาหารไม่เผ็ด『料理は辛くない』のように使います。

ไม่ได้:文脈で意味が変わる

ไม่ได้は『できない』『許可されない』『実際にはしなかった』などを表します。พูดไม่ได้は『話せない』、เข้าไม่ได้は『入れない』です。過去の文脈ではเมื่อวานไม่ได้ไป『昨日は行かなかった』のように未実行を表します。

ไม่ใช่:同一性や判断の否定

ไม่ใช่は『~ではない』『それではない』に使います。นี่ไม่ใช่ของผม『これは私の物ではありません』、เขาไม่ใช่คนไทย『彼はタイ人ではありません』。

よくある誤り

不自然・意味違い 自然な表現 理由
ผมไม่เป็นคนญี่ปุ่น ผมไม่ใช่คนญี่ปุ่น 国籍・属性の否定はไม่ใช่
ไปไม่ ไม่ไป ไม่は通常、動詞の前
ไม่ใช่ไป ไม่ไป 動作の否定はไม่

質問への返答

  • ไปไหม:行きますか → ไม่ไป:行きません
  • เข้าได้ไหม:入れますか → เข้าไม่ได้:入れません
  • ใช่คุณไหม:あなたですか → ไม่ใช่:違います

関連語

ไม่ได้の位置で意味が変わる

ไม่ได้は、動詞の前後関係によって『できない』『しなかった』などの意味になります。ไปไม่ได้は状況的に行けない、ไม่ได้ไปは実際には行かなかったという違いです。

表現 意味
ไปไม่ได้ 行くことができない
ไม่ได้ไป 行かなかった
พูดไม่ได้ 話せない・話してはいけない
ไม่ได้พูด 話していない

ไม่เป็นも別の意味を持つ

ไม่เป็นは、技能がない『~できない』や、状態にならないという意味で使われます。ว่ายน้ำไม่เป็น『泳げない』は、ไม่ได้との差を学ぶ代表例です。

返答では短くてもよい

ใช่ไหมへの返答はไม่ใช่、ไปไหมへの返答はไม่ไป、เข้าได้ไหมへの返答はไม่ได้またはเข้าไม่ได้が自然です。質問で何を尋ねられたかに合わせます。

確認問題

『昨日は行かなかった』はเมื่อวานไม่ได้ไป、『道が閉鎖されていて行けない』はไปไม่ได้です。語順を逆にすると意味が変わります。

まとめ

動作・性質はไม่、可能や実行はไม่ได้、名詞や判断はไม่ใช่を基本にします。日本語の『ない』だけで選ばず、何を否定しているかを確認してください。

表記と確認について

編集:Taigoo編集部/最終確認日:2026年7月23日

この記事「ไม่・ไม่ได้・ไม่ใช่の違い|タイ語の否定を3種類に分ける」のroman表記とkana表記は、Taigoo辞書の統一基準に基づきます。声調、母音長、末子音の実音を日本人学習者が確認しやすい形で示しています。

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