タイ語の基礎

タイ語は「音(発音)」と「ルール」を理解すると一気に伸びます。
ここでは、はじめてタイ語を学ぶ人が最初に知っておきたい重要ポイントを整理しています。

カタカナ読みだけでは通じません

カタカナ読みだけで覚えると、ほぼ確実に通じない場面が出てきます。

タイ語は「声調」「母音の長さ」「音節の終わり方」によって意味が変わる言語です。
日本語の感覚でそのまま読むと、タイ人には別の単語として聞こえることがあります。

Taigooではカタカナ読みも表示しますが、それはあくまで補助です。
本当に通じるタイ語を目指すなら、ローマ字表記・声調・タイ文字の形も少しずつ確認していくことが大切です。

タイ語には5つの声調があります

タイ語では、声の高さの動きによって意味が変わります。
この声の高さの動きを「声調」といいます。

中声
一定
低声
低く
下降声
高→低
高声
高く
上昇声
低→高

声調は単なるアクセントではなく、単語の意味そのものを決める重要な要素です。

声調はランダムに決まるのではなく、主に次の要素の組み合わせで決まります。

要素 内容
子音クラス 高子音・中子音・低子音のどれに属するか
母音の長さ 短母音か長母音か
末子音 音節の終わり方
声調記号 ่ ้ ๊ ๋ などの記号

また、タイ語では1単語ではなく、1音節ごとに声調が決まる点も重要です。
1つの単語の中に複数の音節がある場合、それぞれ声調が違うことがあります。

タイ語の音は「子音+母音+末子音+声調」でできています

タイ語の1つの音節は、だいたい次のような部品でできています。

要素 説明
子音 音節の最初の音 ก / ค / ม / น など
母音 中心となる音 า / ิ / ู / เ- など
末子音 音節の終わり方 -ม / -น / -ง / -ก など
声調 音の高さの変化 中声・低声・下降声・高声・上昇声

この4つがセットになって、タイ語の1つの音節が作られます。

語順の基本

タイ語の基本語順は「主語+動詞+目的語」です。
ただし、日本語と同じように、会話では主語が省略されることもよくあります。

ผม กิน ข้าว
phǒm gin khâao
私はご飯を食べる

また、タイ語では説明する言葉が後ろにつくことが多いです。

คนไทย
khon thai
タイ人
คน = 人 / ไทย = タイ

タイ語はパーツで覚えると強い

タイ語は「意味のパーツ」を組み合わせて単語を作ることが多い言語です。
単語をバラバラに丸暗記するより、どの言葉が組み合わさっているかを見ると覚えやすくなります。

ทางเข้า
thaang kâo
入口
ทาง = 道 / เข้า = 入る

ทางออก
thaang ɔ̀ɔk
出口
ทาง = 道 / ออก = 出る

Taigooでは、このような「語の構成」や「派生語」をできるだけ見える形にして、単語同士のつながりから覚えられるようにしています。

最初から全部を完璧に覚えなくて大丈夫

タイ語は、最初から文字・声調・発音をすべて完璧にしようとすると難しく感じます。
まずはよく使う単語を見ながら、声調や語の組み合わせに少しずつ慣れていくのがおすすめです。

ただし「カタカナだけで覚えればいい」と考えるのは危険です。
カタカナは入口として使い、最終的にはタイ語の音そのものを聞いて覚える意識を持つことが大切です。